2013年1月27日日曜日


健康診断で「潜血反応・要精密検査」の報告(20130127

 男は今年二つの目標を掲げている。一つは英語力をつけ、英語を母国語のように話せるようになり、できればこのブログも英文で書くことができるようになりたい、ということである。もう一つは自分の体のメタボの腹を凹ませようということである。ところが自分の意志の強さの問題もあってなかなか思うようには進まない。それでも一日に一度は英語のリスニングをしているし、食べ過ぎないように、運動も欠かさないようにしている。ただ、そのためどれだけ真剣に集中しているいかというとはなはだルーズである。英語力をつけることに関してはそれに十分な時間を割くことができていない。今書いているこの文章もブロークンイングリッシュである程度の表現はできるな、と思いながら書いている。

 今男の女房が放送大学で専攻しているコースは普段の一般家庭の主婦にはほとんど縁が薄い「社会と産業」である。あと少しで卒業できるところまで来ているので、女房は単位認定試験を受けるため真剣に勉強している。女房はこれまで二つのコースを卒業して学位を得ているので、そのコースを卒業すると放送大学で三つ目の学位を得ることになる。実は男も3、4年前放送大学に再入学して学籍を得ている。しかしこれまで一度も単位を得るための努力はしていない。大学側から男のところに心配して電話がかかって来た。あと2年間科目登録をしないと除籍になるという。男は女房から「お父さんは忙しくて勉強する時間などないのだからお金の無駄だわ」と科目登録を反対されている。男は自然系のコースを専攻しているのだが何か一科目だけ登録し、今度こそ本気で勉強しようと思っている。

 女房のところに昨年受けた健康診断の結果が送られてきた。見ると大腸に潜血反応があり精密検査を受けるようにと書かれている。女房に「試験どころではないので大腸の内視鏡検査を受けよ」と勧めるのであるが、女房はあと2科目の単位認定試験が終わるまで精密検査を受ける気は全くない。潜血反応が出たからといって必ずしも大腸か直腸に異常があるわけではないので内視鏡検査を受けるのは1週間後でも問題はないかもしれぬ。しかし医者に行ってすぐ内視鏡検査を受けることができるわけではなく、順番待ちや事前の準備もある。その手続きだけは早くやっておくことに越したことはない。

 大腸がんについて薬で治す臨床試験が行われることになった。その薬はがんの幹細胞に直接作用するものであるという。女房は潜血反応が出たというだけであって、がんになっているというわけではない。がんは10年という長い時間をかけて成長するものらしいので、その間に身体に備わっている免疫力で消滅することもある。しかし日本人の三分の一ががんに罹る時代である。早期発見・早期治療を行うに越したことはない。女房の試験が終わるまで男は気をもみながら待たなければならない。男はその間、大腸がん・直腸がんに関するいろいろな情報を集めたり、医療機関について調べたりしておこうと思っている。