2010年6月28日月曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(100) (20100628)

 今朝またヨネヤマプランテイションに行った。結局同じエーハイムのろ過装置2232型を買った。買う前ベテランらしい男性店員にエーハイムと国産の上部ろ過装置の比較について意見を聞いた。エーハイムの方が消費電力も低く国産の上部ろ過装置のものは10Wであるのに対しエーハイムは8Wである。音も大変静かである。国産のものはわざわざ注意書きがあって、使用開始後1年半位で交換するように書いてある。

 男が「昨夜フィルターを交換しようとしたらこの(エーハイム展示品のその個所を示し)部分の内部のプラスチックが破損した」と言ったら、その店員は「それは部品交換でなおります」と言う。部品の値段を聞くと600円だと言い「私はエーハイムを10年以上連続して使っています」と言う。男が「壊れたので今朝ゴミに出してしまった」と言うと、「今度壊れたときはこちらに持ってきてください、なおして上げますよ」と言う。

 男は自分が何でも早合点し猪突猛進する性格であるため、みすみす何千円も損をしてしまったと悔やんだ。齢を取れば知力も落ちる。「おいては子に従え」と昔の人は言っているが、なまじっか自分が何でも直せると変な自信をもっていて、「これは直しようがない」と勝手にきめてかかり、修理について店に問い合わせることまで気が回らなかった。これからは自分独りで勝手に判断せず、若い人に聞いてみると言う姿勢でなければならぬと反省する。

 お昼前家に帰り着くと女房が「お昼は天麩羅をします」という。今朝近くのスーパーに行ってみたら新鮮で美味しそうなトマトなど野菜があったし、魚の鯵もとっても新鮮でおいしそうだったから買ってきたのだという。

 男の家では、天麩羅は食卓の上に電気式の天麩羅器を置いて天麩羅を揚げながら揚げたてのあつあつを食べることが多い。使う油はコレステロールを増やさない特定保健用食品の油を使う。油も野菜も魚も新鮮なものであるからとても美味しい。天麩羅は抹茶に塩を混ぜたものや、ソースや醤油で頂く。玉ねぎ、おくら、ブロッコリー、なす、「どんこ」という小さく丸々としたしいたけなど女房が竹串に刺して揚げてくれたものを次から次と食べる。最後にほかほかのご飯の上に揚げたての鯵フライを載せ、薄塩醤油をかけて食べる。さらにその上に熱湯をかけて食べる。最後に抹茶に塩を混ぜたものを加えて食べる。

 男が「どんこ」と言ったら女房は「あら、‘どんこ’を知っていたのね、わたしおとうさんは‘どんこ’を知らないかたと思ってたわ」という。男は「いくら何にも知らないと言っても‘どんこ’ぐらいは知っているさ、小さい丸っこい椎茸のことだろ?」と応じる。

 昼食を終え一息ついてエーハイムろ過装置を組み立て、水槽に取り付けた。ついでに水槽の水も一部取り換えた。その間女房は水草などに着いるこけを取り除く作業をした。女房は「悪いわね、私の趣味のためお父さんに時間をつぶさせて」と言う。男は「お前の喜ぶ様子が俺の喜びだからね」と言って、女房をいつものように習慣的にHUGしてやる。

45 悩める人々のあいだにあって、われらは悩み無く、いとも楽しく生きて行こう。悩める人々のあいだにあって、われらは悩み無く暮らそう。