2010年6月14日月曜日

ブッダ『感興のことば』を学ぶ(86) (20100614)


 男は女房と一緒に‘適度な運動’を兼ねて「横須賀しょうぶ園」に行った。横浜から京急線快速特急に乗ると途中上大岡、金沢文庫、金沢八景の三か所に停車するだけで横須賀中央に着く。京急線は広軌なので速い。横須賀中央で逆に上りの普通列車に乗り換え隣りの汐入で下車する。其処から直通バスが出ている。

 今日(13日)は曇天で暑くもなく涼風あり、花しょうぶを観るには絶好の日和であった。横須賀中央駅セブンエレブンでおにぎりなど買って下り列車に乗った。そのコンビニではタイの女性らしい人がたどたどしい日本語で応対してくれた。

 しょうぶ園では花がちょうど見ごろであった。男と女房は毎年ここに花を観に来る。今年はあじさいも見事であった。男も女房もそれぞれデジカメを持ってそれぞれ好き勝手に花の写真を撮る。最近のデジカメは性能が良く、素人考えであるがA4サイズの写真を作るにはこれで十分であると思う。勿論お互い‘生前の写真’となるような写真も撮っておく。撮った写真はテレビの画面に映し出してお互いあれこれ批評しながら、比較的に良く撮れているものだけを整理して保存している。

 しょうぶ園は横須賀市営である。園内で十分楽しんだあと横須賀に向かった。直通バスが途中の渋滞のため予定時刻通り運行されない。そこでウオーキングを兼ねて途中まで歩くことにし、本通りまで歩いた。そこで汐入経由横須賀行きのバスに乗った。

 久しぶり‘海軍の街’横須賀で遊ぶ。米海軍の基地前を通り三笠公園にゆく。記念館三笠には以前訪れたことがあり、艦内も見学したことがある。そこで東郷平八郎の銅像の前で記念写真を撮ろうとしていたら学生たちがわいわいがやがややって来てお互いに集合写真を撮ろうとしている。そこで男は「撮ってあげようか」と声をかけたら「お願いします」と言うので男である‘おじさん’が陽気に何だかんだ言って笑わせなら渡されたデジカメ、携帯、流行りのiPadで写真を撮ってやった。次に男と女房の写真を撮ってもらう。学生たちも「ギヴアンドテイク、お返しです」「もう一枚!」とかなんとか言って男と女房を笑わせながら良い写真を撮ってくれた。

 猿島行きの船が泊っている。横須賀のアメリカ兵らしい若者が4人チケット売り場の前に座り込んで乗船を待っている。船は16時出発で猿島からの最終は17時だという。片道10分もかからないので猿島に行ってみることにし切符を買った。料金は大人1200円であった。

 猿島からの船が到着し、客が下船したあと乗船となる。アメリカの若者たちが「お先にどうぞ」と合図する。「ダンケ」と言って真っ先に乗る。猿島は小さな島である。ひと周りするに1時間もかからない。木々の間の道を歩いているとすぐ近くでホトトギスが鳴いているが姿は見えない。猿島で何枚か記念の写真を撮った。夕食に横須賀の「さいか屋」デパートのレストランンで「海軍カレー」を食べ帰途についた。海軍カレーには大満足である。

7 人々は自我観念にたより、また他人という観念にとらわれている。このことわりを或る人々は知らない。実にかれらはそれを(身に刺さった)矢であるとは見なさない。