2010年6月24日木曜日

参院選、各党首発言


夕食後NHKのテレビを見ていたら、各党首がNHKの2名の男性アナウンサーの質問に答える番組があった。

菅総理にアナウンサーが「消費税10%という数字の根拠は何ですか?」と質問したら、菅総理はそれには答えず、くどくどと別のことを答えていた。男も女房もその態度に怒りを覚え、女房は「アナウンサーはそんなことを聞いていないのよ」と言い、男は「‘私が直感的に決めた’と言えばよいのだ、菅さんの限界だな」とテレビに向かって言った。

自民党の谷垣総裁は「民主党はまずマニフェストが間違っていたと先ず謝るべきだ」と言い、消費税が人気取りのばらまきのため使われることを警戒した。共産党の志位氏は「企業減税のよる税収の落ち込みと消費税の税収アップの差し引きは2兆円しかない、われわれは5兆円という防衛費などに手をつけ消費税は上げない」と言った。男は、共産党の欺瞞を見抜いている。そういうことには絶対ならないだろうが、彼らがもし仮に政権を取ったら先ず自衛隊と警察と海上保安庁を掌握し、民衆を抑える道具に使うことだろう。

たちあがれ日本の平沼氏は「民主党は私が4月に経団連で講演した‘強い日本’‘強い経済’などというキャッチフレーズを横取りされた」と怒った。経験が浅く、平成維新と意気込み、官僚を抑えつけ、日本をめちゃめちゃにし、参院選でなんとか過半数を確保したいとて、自民党やたちあがれ日本などの主張するところを党内で十分議論もせず、合意も得ぬまま、つけ刃で選挙公約に掲げた。

枝野民主党幹事長は、「‘もういちど民主党にまかせてみよう’と、国民に思ってもらいたい」と危機感を表明した。大多数の国民は、民主党のドタバタぶりを見抜いている。「数は力」「目的達成のため手段は選ばぬ」とばかり、小沢元幹事長は突っ走り、政治素人の連中は右も左もわからぬまま、彼のにらみを恐れ、彼にくっ付いて行っている。

古代に中大兄皇子、後の天智天皇により誅殺された蘇我宗家の再来のような、時代を先取りしようとする開明性はあるが、同様に私利私欲ありと嫌われる小沢元幹事長が、菅総理の目標議席数に文句をつけ「過半数とすべき」と言ったという。

男は、歴史と伝統のあるこの祖国日本のため、私心なく、労組や日教組のバックなしの、真に日本人の魂がある衆参民主党員たちが「自由民主党」や「たちあがれ日本」などの政党と連合し、あらたな政治連合を構築してくれればどんなに気が晴れることだろうかと思う。おそらく非常に多くの有権者たちも、同様の気持ちではないかと思う。

それにしても、各党の候補者たちのかなり多くの人たちについてはその資質にクエスチョンである。国を思う若い志士たちがどんどん国の政治の場に躍り出ることがえきるよう、国費を使い、国会が認定する各党に現状の国会議員の数に比例した金額の、「若き志士応援金」といでも言うものを、それもかなりの金額で使途を限定し、不正使用を防ぐ抜け穴のない厳格なチェック機能を持つ機構も併せ創り、日本の未来を託したらどうであろうか?

現状では公募以外に、国会議員2世とか、労組、日教組、宗教団体なぢの組織をバックにした人たち、あるいは資産家しか国会議員になれない。これでは日本の未来は暗い。

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