2011年10月20日木曜日

昭和208月の終戦まで「建武の中興」での一時中断はあったものの「武士」の時代が続いていた。(20111020)

代々北条家から嫁を取っていた足利尊氏は保身のため後醍醐天皇側に寝返り、その間親族の新田義貞が幕府を攻め北条幕府は第十四代執権北条高時で終わった。

かくして天皇親政は140年ぶりに復古し、建武の中興は成った。今から約700年前のことである。しかしそれは長く続かなかった。

楠木正成は自分の思いとは別に国のあるべき姿について強い信念を持ちつづけ、終始後醍醐天皇を支えつづけ、再び後醍醐天皇に敵対した足利尊氏の軍勢と戦って玉砕した。かくして足利幕府の武家による政治が再開した。

日本は明治維新があったとはいえ、白人優越の世界を変えようと戦い、敗れたとはいえ所期の目的を達成することができた大東亜解放戦争の終了まで、基本的には「武士」たちがこの国を動かしてきた。白人優越の意識が強かったアメリカはそのうような日本を恐れ、日本人の精神を徹底的に改造しようとした。

平安時代の昔から天皇は象徴的な存在であられた。皇統は神武天皇から今上天皇まで男子一系で続いている。このような国は世界に類例がない。日本人は皇国史観を是非とり戻さなければならない。

0 件のコメント: