2012年3月8日木曜日


自省(20120308)

つらつら思うに、自分はこれまでずっと生かされてきたし、未だ生かされているということを実感している。自分の生かされ方にはすでにこの世にはいない両親を初め、祖父母・妻の祖父母が関わっている。そして現世においては妻、恩師、友人らが関わっていることを実感している。

何故自分はこのように生かされているのか、その理由を自分は分かっている。この世において自分が果たすべき役割をまだ完全には果たし終えていないことも自覚している。

統計的な平均寿命まで自分が生きるとして、自分の余命は幾らであろうか。そう何十年もあるわけではない。いいところ10年前後というところであろう。

そう考えると、私は自分が果たすべき役割を第一優先にして日々の時間を費やすべきである。

自分の場合、それは遠い先祖からの期待に全てこたえることであることは明確に分かっている。既にその期待の大部分は、無明・無意識のうちにこたえることができている。残っているのは自分の家系のことを書き記す幾つかの書き物を完成させることである。そしてそれをわが「家」の文化として継承されるようにしておくことである。

自分の部屋に飾ってある自分の生母の写真や自分を中心に左右3人づつ並んだ従兄弟たちの写真を見ながら、今、その思いを改めて強くしているところである。