2012年3月16日金曜日


中国軍幹部が衝撃発言!日本の領土“尖閣”を武力で強奪(20120316(特別))

 関連動画「羅援少将:尖閣諸島を演習地区に設定(2012-03-07)」参照。

 中国共産党「王朝」の「国家」は、自らの組織の「自存」のため、中国「国民」をその「国家」に惹きつける必要に迫られているようである。

そのためか、最近、中国の準海軍的公船が我が国の尖閣列島周辺で領海侵犯もしながら挑発的行動に出ている。

中国共産党「王朝」の「国家」は、尖閣列島で武力的紛争を起こし、わが国が「領土問題」としているものを「外交問題」に格上げすることを狙っている。

その行動は、中国共産党「王朝」の「国家」が「永久不変の意思」として記述されている「中国共産党綱領」に基づいているものでると考えられる。

野田政権は、総力を挙げて、わが国の防衛と外交に重点をシフトすべきである。油断大敵、かつての帝政ロシアのように鷹揚に構えていては、「生き残る」「自存」のため必死な中国共産党「王朝」の「国家」に負けるだろう。取り返しのつかないことになるだろう。
 
以下は、ジャーナリスト・仲村覚氏投稿【夕刊フジ掲載】の記事の一部である。
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中国がまた、沖縄・尖閣諸島に対する野心をあらわにした。中国人民解放軍のシンクタンク、軍事科学院世界軍事研究部元副部長で、中国軍事科学学会常務理事・副秘書長の羅援少将が今月初め、テレビ番組で尖閣諸島の中国領有を主張したうえで、尖閣周辺で「軍事演習を行う必要がある」と断言したのだ。武力による尖閣強奪の示唆。民主党政権に領土を守る覚悟はあるのか。

 衝撃の発言は、6日、深●(=土へんに川)衛星テレビの「軍事情勢生中継室」という番組のインタビューで披露された。

 羅少将はまず、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)が、われらの島礁であるからには主権を行使する」と宣言。さらに、「われらの軍用機、軍艦は適切なタイミングで魚釣島附近へ到着する必要がある」「日本がもし釣魚島に強行上陸をするなら中国は強行軍事手段を採ることができる」と続け、「釣魚島附近で軍事演習を行う必要がある」と語ったのだ。

 この発言は、動画投稿サイト「ユーチューブ」などでも確認できる。

 政権交代以来、民主党政権は領土に関して、中国やロシア、韓国に押され続けてきたが、2日、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら名称がなかった39の離島に付けた名称を公表した。やっと、日本の主権を示した。

 これに対し、中国政府は翌3日、尖閣諸島の周辺を含む71の島に命名したことを公表。羅少将の発言は、さらに踏み込んだ強硬措置といえる。

 尖閣周辺での軍事演習にまで言及する中国に、日本はどう対処すべきか。

 沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「北京五輪(08年)以降、中国は『尖閣諸島を手に入れる』という方針に変わった。私は、羅少将と国際会議でやり合ったことがあるが、中国の本音を代弁している」といい、こう続ける。

 「今年、中国と台湾の漁民が大挙して尖閣に上陸する計画がある。『漁民に偽装した軍人を、中国海軍をバックに上陸させる』という情報もある。羅少将の発言は、日本政府がどう反応するか様子を見ているのだろう。野田佳彦首相は毅然として『自国領土を守る』という姿勢を見せなければならない。在日中国大使を呼びつけて断固抗議すべき。そのうえで、海上自衛隊に『万全の備えをしろ』と指示し、米国との連絡を密にすべきだ」

 日本人は現実を直視すべき時代を迎えている。(ジャーナリスト・仲村覚)