2012年3月30日金曜日


未来に向けた日本の進路(20120330)

日本人はシナ(「中華」の人民共和国、略称「中国」)の人民と、シナの政府(現代の「中国共産党王朝」)とは区別して考えるべきである。この「王朝」はこれまでのシナの各王朝同様、いずれ滅ぶであろう。既にシナ国内では度し難い矛盾が生じている。日本人はこの「王朝」が今日本に仕掛けている様々な策謀の実態を知るべきである。

例えば日本の水源はシナ王朝の手先が土地を買い漁っている。シナ王朝の地図には尖閣と台湾をシナの領土と明記している。シナ王朝は尖閣だけではなく、将来、奄美・沖縄・八重山列島を占領する意図をもって共産党綱領に「占領後の臨時憲法」なるものを記述している。人は「性格」の合わぬ人とは良い関係を結べない。今のシナの「性格」はシナの「王朝」の「性格」である。一般中国人民の個々の性格ではない。

TPP反対派の一部には日本が世界有数の軍事力を持っているから「核兵器」を持てばアメリカに対抗できるというようなことを言う人がいる。しかし「盲目蛇を怖じず」であまりにも無知な考え方である。日本は決してアメリカの軍事力を軽視してはならぬ。

一方で、日中韓三国枢軸にアジア共同体構想を描く人達がいる。親中・親韓派の政治家たちである。小沢氏は国会議員140名引き連れシナ王朝詣でをし、最近は鳩山氏・輿石氏が相次いでシナ王朝詣でをし、次期国家主席習近平氏にすり寄った。国辱ものである。

3.11の大地震はアメリカが地殻変動を起こす実験を行った結果であるという実しやかな話が出ている。日本は核兵器を作ろうと思えばすぐ作れるであろう。そのような実験を行おうと思えばできないことはないであろう。しかしTPPに反対したいがために「核兵器」を保有してアメリカに対抗しようなどという考え方は自滅的考え方である。

一方、経済だけをみてシナにすり寄るのは商人根性である。「商道」は国境を必要としない。しかし悠久の歴史をもち万世一系の天皇がいるわが国の国体を守りぬくのが「政道」である。日本はそのような「政道」をもって「商道」を制御しながら、国の平和と繁栄を目指さなければならぬ。

アメリカのTPP圧力に妥協するというのではなく、集団的自衛及び対「シナ王朝」戦略について、「ギブアンドテイク(give and take)」で日本も応分の負担、事に応じて「ブーツオンザグラウンド(boots on the ground)」・「戦友の絆」の精神も発揮し、双方満足する妥協点を見出すべきである。

連係すべき相手はシナ王朝ではなく、正に欧米諸国であるべきである。かつて白人優位思想をもってアジアを植民地化した国々であっても、また広島・長崎に原爆を落とし、東京など大都市を無差別絨毯爆撃して一挙に何十万人ものわが同胞を殺戮した国であっても、である。「武」とはそういう面があるということを知り、「武」なしには日本は独立と平和を維持できない現実を観るならば、日本はそういう見方をしなければならぬ。これは理屈抜きの価値判断である。「武士道」の国の民・日本人が共有できる価値判断である。

 その欧米は、現代の「ローマ帝国」を陰で動かす闇の勢力によって支配されているかもしれないが、日本はその「ローマ帝国」の版図の中に入っていなければ生き残ることはできない。

親中派の政治家たちは、遠い将来アメリカが衰退し、ヨーロッパ諸国も衰退し、シナがその「ローマ帝国」にとって代わると思っているのかもしれない。その時は日本がその「ローマ帝国」の支配者になればよい。その時の日本は人種的交雑も含め欧米の良いところを全て吸収し、勿論シナの良いところもすべて吸収し、世界最強の中枢になっていることだろう。遠い昔縄文人や渡来系弥生人たちが北は北海道から皆は沖縄・南西諸島に至るこの日本列島に辿り着き、この列島を安住の地としたわれわれ日本人は、それができる世界で唯一の民族である。日本人はそのくらいの見識をもって行動すべきである。