2012年3月29日木曜日


日韓の間に横たわる問題の解消に向けて一つの提案(20120329)

韓国の未来は韓国人自身が自国の過去の歴史を消し去ることによってではなく、過去の歴史をしっかり見据えた上で、誇りある自主独立の国になることであると思う。

一方、日本人は、朝鮮という呼称の由来、韓国という国号の由来についてしっかりとした歴史的知識をもった上で、韓国人と向き合うべきである。

日本人は韓国人に対して毅然とした態度で臨みながら、心理カウンセラーのような大きな気持ちで韓国人の深層の心理に鬱積されているものを解きほぐしてゆくようにすべきである。そのためには、お互い朝鮮の歴史についてよく学んで知っておく必要がある。

お互いそのような地道な努力を続けるならば、いつの日にか韓国人の一部による反日的行動はなくなるであろうし、竹島・日本海・慰安婦の問題は解消されることになるであろう。そう期待したい。なにしろ韓国は一時期日本と同じ国になっていたのだから。

韓国は紀元前からシナの属国なっていた。日本がアジアでいち早く近代化したあと日清戦争を経て朝鮮をシナ(清国)から解放し、朝鮮は「シナの属国の王」ではなく「皇帝」を頂く自主独立の大韓帝国になることができた。

ところが大韓帝国の皇帝や官僚たちは紀元前からシナの属国になっていた習慣が抜けきれず、ハーグ事件・伊藤博文の暗殺などの事件が起き、日本は韓国を併合することによってしか韓国を近代国家に育て上げる方法はなくなった。日本は韓国を併合した後、日本の属州のような形になった朝鮮に莫大な投資をし、教育制度を整備し、インフフラを整備し、日本本土人は九州人と同じような感覚でいう朝鮮人よりも非常に高い税金を払いながらその税金で朝鮮の近代化に努め、朝鮮を日本本土とおなじような形につくりあげてきた。

そういう仕事に従事した日本人の数は家族を含め僅か70万人であった。それに対して当時の朝鮮人の数は3千万人であった。官公庁・学校などの職員は大多数が朝鮮人であった。そのようにして日本人は朝鮮人を育ててきた。それが終戦を契機に一挙に変わってしまい、日本人は朝鮮人から憎まれる形になってしまった。何故なのか?

原因はアメリカの占領政策にあった。アメリカは日本を徹底的に変えようとした。日本が戦前為したことは全て悪いことであったとされた。辛うじて国民統合のシンボルとして天皇はのこされたので日本の国体まで変えられることはなかった。

そういう状況下、戦後の日本人は戦前の日本人が悪いことをしたという自虐史観を刷り込まれ、韓国人も「戦勝国」側に立ち、竹島海域漁業などで多くの日本人を殺害し、戦前まで日本が韓国にしてやったことを一切評価しない態度をとった。そればかりではなく、韓国政府自ら事実を歪曲し、ありもしなかった従軍慰安婦問題を作りあげ、竹島を不法に占拠し、韓国民に対し幼児の時から誤った歴史観を受け付けている。

それは大きな誤りである。ボタンの掛け違いが日韓両国民を不幸にしている。韓国人は歴史を正しく認識し、未来に向けて正しい道を歩まぬ限り、決して幸せにはなれないだろう。一部の韓国人の反日プロパガンダに対する日本人の怒りは最近とみに大きなうねりとなって現れつつある。自らの歴史を否定し歪曲し、日本の国体を解体しようとする意図をもって日本の政府や日本の政財界やマスコミなどに潜り込み、根を張ってきている反日的活動分子が如何に頑張ろうとも、一旦火が付いた日本人の感情を抑え込むことは到底できないであろう。一部の韓国人の行為は事態を益々悪くするばかりである。韓国の政治家や韓国政府の官僚たちは、日韓の未来の為、冷静に、賢くなるべきである。