2012年3月22日木曜日


韓国併合(七)金完燮氏『親日派のための弁明』・朝鮮の歴史(終わり)(20120322)

 『改訂版 大東亜解放戦争 上巻』(著者・岩間 弘)220ページより“”で引用。

 “戦後マッカーサー憲法で軍隊を持つことが憲法第九条で禁止され戦力なき自衛隊の為国の防衛は日米安保条約によってアメリカに委(ゆだ)ねられ日本は、事実上アメリカの保護国になっている。若し攻めて来られたら憲法を守って、手を挙げて降参する等と社民党系の人は言っている。国防意識が全くないのである。

 また中国や韓国から正しい歴史認識を持つように言われれば頭を下げ、靖国神社参拝について横槍を入れられれば、中止をしたり日(ひ)にちを変更したりして、中国の戦争紀(記)念館(「紀」は支那の書き方)に行っては謝罪したり、日中友好、日中友好などと署名したりして御機嫌を取って来る、また作られた南京事件や作られた強制連行慰安婦問題などに対する正しい歴史の勉強もせずに、謝罪することが友好関係を維持する方法だとしている様であるが、これがどれ程日本国民に、矢張り日本は侵略戦争をしたのだ、虐殺など悪いことをしたのだという観念を植え付け、日本国民の誇りを傷つけているか、首相及び政府首脳は分かっているのか。

 今の日本の情けない殺人凶悪犯罪、大会社、公社、官僚等の連日の謝罪等及び低迷する日本経済等の根本原因は、日本の保護国化と謝罪外交にあると思うのである。

 イギリスも、オランダも、アメリカも、フランスも侵略し植民地だった国々に対して一言も謝罪していないのである。またこれ等の植民地が戦後独立国になったが、過酷だった植民地支配に対する謝罪要求はしていないのである。首相の言動は国民に大きな影響力を持つ。

 この様に頭を下げて謝罪すれば国民は、日本国に対して誇りを失うのである。私は韓国の日本への併合と王朝の末路を記述しながら今の日本の現状を考える時まことに憂慮に堪えないものがある。

 ブログ『日々是支度』201229日木曜日公開、題名『日本を貶めたい、日本を陥れたい「集合的無意識」(20120209)』及び2011224日木曜日公開、題名『武士道(続)(20110224)』に書いているが、三島由紀夫が発した檄文の一節に「われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を汚してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった」とある。我が国は、未だ彼が嘆いたような状況にある!

 私は概ね60歳代以上の政治家たちは与野党問わず戦後の呪縛から抜け出ることはなかなか難しいと思う。石破氏は50代の政治家であるがその呪縛に気付き、自己変革を成し遂げた政治家であると見る。

小沢・鳩山・菅・谷垣・加藤・大島・町田氏らには大変申し訳ないが第一線を退いてもらいたいと思う。特に小沢・鳩山・菅各氏には日本国再生のためには全く不要である。一切口出しをしてもらいたくない。

そして石原氏・平沼氏には石破氏を含む50代以下の愛国心あふれる新進気鋭の若手政治家の中から適任者を国の指導者に立てて、日本国再生のためひと踏ん張りして貰いたいと思う。大阪維新の会・橋下氏は今後の彼の成長次第では日本国再生の為非常に有用な人物になり得ると見ている。