2011年3月14日月曜日

今の時代の「武士」(20110314)

 一昨日午後起きた東日巨大地震は、未曾有の大災害を引き起こした。福島原子力発電所も大きな被害を受け、放射能被曝者も出ている。大槌町では、町長、役場職員以下、地震対応策会議中大津波に飲み込まれ、行方不明になっている。南三陸町では、1万人以上と連絡が取れない状態である。日本は、史上かつてない国難に直面している。

 これまで「武士道」について勉強しながらこのブログに投稿してきたが、この危機に臨み、今の時代の「武士」たちが、本当によくやってくれていると思う。うれしくなった。
 「日本人は、皆、家族である。天皇は、日本中の家々の宗家である。」と思う。未曾有の国難に直面しても乱れず、冷静に、統制のとれた行動をし、お互い助けあい、励まし合う。このような国は、世界中どこを探してもないだろうと思う。

 新渡戸稲造が言うように、「(武士道)の武勇や文徳の教訓は解体」されたが、「その光と栄誉」は、未だに失われていず、武士道は日本人の間に「象徴たる桜の花のように、四方の風に吹かれた後、人生を豊かにする芳香を運んで」きていると思う。

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